日々、感じたことなどをコツコツ綴るブログ

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デレステをプレイしていて思ったこと

スマートフォンアプリのアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ、略してデレステと呼ばれているゲームをプレイしている。プレイし始めたのは今年の4月頃のこと。スマフォゲームがひと昔前のような、ポチポチとボタンを押すものばかりでなくなっていることは承知していたつもりなんだけど、このゲームのクオリティの高さというか気合いの入りっぷりに少々驚かされて、すっかりハマってしまった。

 音ゲーとして面白いのはもちろんのことなのだが、自分が驚いたのはゲームプレイ中に3Dのアイドルキャラが後ろでヌルヌル動くこと。アイドルマスター自体を未プレイだった自分はモーションや演出、キャラの表情や口パクに至るまで、丁寧に作られていることに感心させられた。(ちなみに本家のモバマスもプレイしてみたが、こちらはポチポチゲーのお家芸のような作りで、自分には遊べたものではなかった)自分の育てているアイドル達がステージ上で踊る中、音楽に合わせて画面をタップするのは、一体感があって普通の音ゲーよりも楽しい。自分はアイドルのコンサートになど行ったことはないが、生で見るライブというのは、こういうアイドル達との一体感があるのだろうと感じさせる作りである。

 基本的に無料で進められるのだが、アイドル達とコミュニケーションを取ることでキャラクター達に愛着が湧き、ついつい課金をしてしまいたくなる。が、今の所自分は無課金税である。このゲームになら課金するだけの価値があると感じるが、博打(ガチャ)には抵抗がある。

 現在、他プレイヤーとセッションが行える「LIVE PARTY」なるものが開催されている。自分が編成に組み込んでいるのは、イベントで獲得したSRアイドルのみである。セッションを組んだ他プレイヤーは、高確率でSSRアイドルを使っている。ここ最近はプレイしやすさの観点から2D表示モード(端末のスペックなどを考慮してゲーム中のキャラクターの表示を3D、2Dに切り替えられる)でプレイしていることが多かったのだが、やはりこのゲームはアイドル達を3D表示にしてプレイすることにこそ価値があると思い直し、快適さよりも感興を重視して、よほど難易度の高い音楽に当たらない限りは3D表示を選ぶことにした。すると、SSRのアイドル達には特別な衣装が与えられていて、実に美しく、魅力的に装飾されていることに気がつく。

 マイアイドルは通常の衣装である。同じキャラクターでも装飾を変えるだけで魅力が三割かそれ以上に増す。SSRのアイドル達と並べられてしまうと、なんだか随分と自分のアイドル達が寂しく感じられて、申し訳なく感じてしまう。もしもアイドル達が意思を持って喋り出したとしたら、自分たちもあんな風に綺麗な衣装が着たいと言い出すのじゃないだろうか。そして博打に挑むことのできない、肝っ玉の小さな経済力の乏しい自分に対して「甲斐性なしプロデューサー」と心の中で蔑むのではないだろうか。そんな疑念にかられたプレイヤーが課金に走ることを計算に入れて「LIVE PARTY」の仕様を作ったのかもしれない。というのは、少々過ぎた考えだとしても、自分のような無課金勢がSSRの魅力を感じ取るだけでも成功と言えるのだろう。

 アイドル達の気持ちを汲み取って課金の道を選ぶもよし、自分のアイドル達はそんなこと思ったりはしないと無課金の道を貫くもよしである。

 なにしろ、無料でも十分楽しめるのが、デレステの一番の魅力なのだから。